強烈な催眠術で性転換したサラリーマン「第一話」
もう一つは、雫が飛び散るのが否で、家では小用も座ってしていた。これであれば、無理をしてペニスを捕まえる必要もない。用を済ませてパンツを引き上げた。
鏡台に向かい、寝癖を整える。シェーバーで髭を剃ったが、あまり伸びていなかったようだ。
ふと見ると別れた彼女が置いていった化粧ポーチが目に入った。中には化粧水やファンデーション、口紅やマスカラが入っていた。
彼女がしていたみたいにヘアバンドをして、化粧水を顔に叩き込んでみた。ファンデを薄く伸ばし、ビューラーで睫毛を整える。
マスカラを付けると、目力がアップしたみたいだ。
口紅を引いて、ティッシュを噛む。我ながら女っぽい仕草だなぁ、と思いつつ、ヘアバンドを外した。
前髪を額に垂らすと、眉毛が隠れて、鏡には女の子の顔が写し出された。
これもついでと、彼女が残していったOL専用スカートを穿いてみた。
これまで、俺の足からすね毛がなくなっていたのに全く気付いていたかった。OL専用スカートから伸びた脚は女の子のようにスベスベでむっちりとしていた。
それでも生足は恥ずかしいのでストッキングを穿く事にした。ついでにパンツも彼女が置いていったショーツに替えてみた。
鏡の中の女の子は可愛かった。
即にでも襲ってしまいたくなる。俺の股間は硬くな…ることはなく、ズキンと腹の奥に得体の知れない疼きが生じていた。
股間が暑くなった。
と同時に鏡の中の女の子は頬を紅らめ、淫らな笑みを浮かべていた。モジモジと腰を動かしている。
俺もまた、股間から溢れてくる体液を留めようと太股をくねらせていた。
そして気付く。
俺は「俺自身」に欲情していたのだと…
俺は気を沈めた。
鏡を見ていちいち発情しては身が保たない。冷静になったところでパンティを穿き替えた。
濡れたパンティを洗濯機に放り込み、洗剤がないのに気付いた。
財布からお金を抜き出して、ポシェットに入れた。ハンカチ、ティッシュ、そして口紅を入れて玄関に向かった。
下駄箱から、彼女が置いていったサンダルを出して穿いた。足首のストラップが可愛いヤツだ。
洗剤はコンビニにも置いてあるが、少し先にあるスーパーの方が安い。少し待てば開店時間の筈だ。俺は気分転換も兼ねて、少し遠回りして行く事にした。
そこは、人通りの少ない墓地の脇の鬱蒼とした薮の中を通ってゆく。
<続く>
鏡台に向かい、寝癖を整える。シェーバーで髭を剃ったが、あまり伸びていなかったようだ。
ふと見ると別れた彼女が置いていった化粧ポーチが目に入った。中には化粧水やファンデーション、口紅やマスカラが入っていた。
彼女がしていたみたいにヘアバンドをして、化粧水を顔に叩き込んでみた。ファンデを薄く伸ばし、ビューラーで睫毛を整える。
マスカラを付けると、目力がアップしたみたいだ。
口紅を引いて、ティッシュを噛む。我ながら女っぽい仕草だなぁ、と思いつつ、ヘアバンドを外した。
前髪を額に垂らすと、眉毛が隠れて、鏡には女の子の顔が写し出された。
これもついでと、彼女が残していったOL専用スカートを穿いてみた。
これまで、俺の足からすね毛がなくなっていたのに全く気付いていたかった。OL専用スカートから伸びた脚は女の子のようにスベスベでむっちりとしていた。
それでも生足は恥ずかしいのでストッキングを穿く事にした。ついでにパンツも彼女が置いていったショーツに替えてみた。
鏡の中の女の子は可愛かった。
即にでも襲ってしまいたくなる。俺の股間は硬くな…ることはなく、ズキンと腹の奥に得体の知れない疼きが生じていた。
股間が暑くなった。
と同時に鏡の中の女の子は頬を紅らめ、淫らな笑みを浮かべていた。モジモジと腰を動かしている。
俺もまた、股間から溢れてくる体液を留めようと太股をくねらせていた。
そして気付く。
俺は「俺自身」に欲情していたのだと…
俺は気を沈めた。
鏡を見ていちいち発情しては身が保たない。冷静になったところでパンティを穿き替えた。
濡れたパンティを洗濯機に放り込み、洗剤がないのに気付いた。
財布からお金を抜き出して、ポシェットに入れた。ハンカチ、ティッシュ、そして口紅を入れて玄関に向かった。
下駄箱から、彼女が置いていったサンダルを出して穿いた。足首のストラップが可愛いヤツだ。
洗剤はコンビニにも置いてあるが、少し先にあるスーパーの方が安い。少し待てば開店時間の筈だ。俺は気分転換も兼ねて、少し遠回りして行く事にした。
そこは、人通りの少ない墓地の脇の鬱蒼とした薮の中を通ってゆく。
<続く>